いの町議会 > 2016-03-18 >
03月18日-05号

  • "固定資産評価審査委員会条例"(/)
ツイート シェア
  1. いの町議会 2016-03-18
    03月18日-05号


    取得元: いの町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    いの町議会 平成28年第1回( 3月)定例会           平成28年第1回いの町定例会会議録招集年月日  平成28年3月18日(金曜日)場   所  い の 町 議 事 堂出席議員議席番号氏     名議席番号氏     名1 番高  橋  幸 十 郎10番山  岡     勉2 番森  田  千 鶴 子12番尾  崎  敏  明3 番森     幹  夫13番森  木  昭  雄4 番片  岡  聖  盛14番筒  井  公  二5 番大  原  孝  弘15番岡  田  竜  平6 番森  本  節  子16番土  居  豊  榮7 番池  沢  紀  子17番久  武  啓  士8 番伊  東  尚  毅18番筒  井  一  水9 番山  崎  き  よ20番井  上  敏  雄欠席議員議席番号氏     名議席番号氏     名                                                                                                    事務局職員出席者事務局長山  中  貴  恵書記山  崎  康  正説明のため出席した者町  長塩  田     始副 町 長筒  井  正  典教 育 長藤  岡  孝  雄吾北総合支所長高  橋  正  代産業経済課長川  崎  信  一本川総合支所長市  川  賢  仁環境課長久  松  隆  雄会計管理者壬  生  憲  一上下水道課長川  村  敏  之吾北総合支所次長和  田  耕  明町民課長中  嶋  隆  司本川総合支所次長山  中  靖  一ほけん福祉課長筒  井  誠  人総務課長山  崎  豊  久森林政策課長野  村  考  宏管財契約課長西  村  正  信国土調査課長岡  林  將  夫土木課長濵  田  孝  男偕楽荘所長吉  良  高  秀教育次長山  崎  泰  代仁淀病院事務長岡  林  正  憲        平成28年第1回定例会議事日程(第5号)        平成28年3月18日(金曜日)午前10時開議        第1 一般質問             7番  池  沢  紀  子             12番  尾  崎  敏  明        第2 議案第1号から議案第50号まで               委員長報告               討   論               採   決        第3 発議第4号 いの町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例        第4 発議第5号 いの町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例        第5 発議第6号 いの町議会基本条例        第6 発議第1号 軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、及びその危険性や予後の相談可能な窓口などの設置を求める意見書        第7 発議第2号 知的障害者が安心して暮らせる入所施設の新設を求める意見書        第8 議員派遣の件        第9 各常任委員会水資源対策特別委員会高知西バイパス整備促進対策特別委員会仁淀病院運営特別委員会議会広報特別委員会議会改革特別委員会移住推進特別委員会並びに議会運営委員会閉会中審査、事務調査の件      開議 10時0分 ○議長(井上敏雄君) おはようございます。 これから本日の会議を開きます。 日程に入ります前にお知らせします。 昨日議員より条例議案並びに意見書議案並びに議案第36号に係る修正動議の提出があり、その写しをそれぞれお手元にお配りしてありますので、議員各位にはご確認を願います。 これより日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。7番、池沢紀子君。      〔7番 池沢紀子君登壇〕 ◆7番(池沢紀子君) おはようございます。 通告に従いまして一般質問を行います。 まず、通告主題1、のぞみ教室について教育長にお尋ねをいたします。 ア、運営状況と成果並びに課題及び今後の取り組みについてお伺いをいたします。 不登校とは、1年間30日以上の欠席が認められ何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因、背景により児童・生徒が登校しない、あるいはしたくともできない状況にあるもので、病気と経済的理由を除くとあります。伊野町においては、不登校の小・中学生の子どもたちのために平成12年4月1日からのぞみ教室が開設され、不登校の子どもたちの居場所となってきたりしているのではないでしょうか。 文部科学省の最新の学校基本調査によると、2010年度の不登校小学生の数は2万2,463人、中学生は9万7,428人、2011年度の不登校小学生は2万2,622人、中学生は9万4,836人ということです。その間増減を繰り返しているようですが、ここ数年不登校中学生はやや減少し、小学生は増加傾向を示していますとあります。また、低学年から高学年に向かうほど不登校児童・生徒数はふえていきますともあります。 さて、旧伊野町、平成12年4月1日から開設されている現在の、合併していの町になりましたが、現在の教育支援センターのぞみ教室についてですが、これまでの経緯、取り組みについてその運営状況と成果並びに課題及び今後の取り組みをお尋ねいたします。 通告主題2、防災対策について、ア、里山保全は浸水対策にもつながると考えるが、今後の取り組みをお伺いいたします。町長にお伺いいたします。 塩田町長は、8つの約束を公約とし、いののあしたをつくると8項目のうち最も上段に掲げられている8項目を書かれてありますが、安心・安全の防災まちづくりの中、今回は防災対策についてお伺いをしております。 伊野地区、宇治川流域は、里地、里山に囲まれております。それらの里山から流れ出る雨水によっても浸水に悩まされている地域でもあります。この宇治川流域を囲む里地、里山は農業者の高齢化などによりまして、そして後継者不足などにもよりまして里山、里地が荒廃し、耕作放棄地も多くなりつつあります。その宇治川流域のある里山についてでありますが、平成28年3月13日の高知新聞朝刊にこんな記事が載ってました。 高知大学の地域協働学部なんですけれども、発足して1年ですが、実習先の一つとなったいの町是友地区では、学生が住民との信頼関係を築こうと小さなイベントにも積極的に足を運んだ。4月からは耕作が放棄されたブンタン畑の再生にも取り組む。彼らの活動は過去にもあった地域のお手伝いとは一線を画し長く深くなるだろうという、こういう記事があります。このブンタン畑の再生、これが宇治川流域の里山の一角にあるブンタン畑であります。この学生たちが地域に貢献し自分たちが何ができるだろうと模索し行動を始めております。彼らの新しい感覚と行動力に触発されながら、私たち地域の者もより里山保全活動に力を尽くしたいと考えております。そのことが山の保水力を高め、里山から住宅地へ流れ出る雨水を少しでも少なくし、浸水対策に貢献できるのではないかと考えます。 里山保全は、何度も言いますけれども、浸水対策にもつながるのではないかと考えます。伊野、旧伊野、またいの町におきましては、「仁淀川」山の手入れで元気モリモリ事業などによる間伐作業などが行われ、山の保水力を高めるために努力がこれまでなされてきております。平成28年度の当初予算におきましては、放置竹林についていの町内で1ヘクタールの竹林整備モデル事業としてやっていこうという執行部の説明もありました。 以上のことを踏まえて、里山保全ということを、また浸水対策という新たな視点から捉え積極的に取り組んでいく姿勢はないのか、お尋ねをいたします。 3番目に、地域福祉の推進についてお尋ねします。町長にお尋ねをいたします。 ア、障がい児・者、高齢者、子育て世代が安心して暮らせる地域づくりにおいて、ほけん福祉課・教育委員会・仁淀病院、関係機関がいかに連携してどのような取り組みを行っていくのか。 イ、誰もが孤立化しないためにどのような取り組みをしていくのか。 ウ、保健師の役割の拡大とそのあり方について。 エ、人材(町職員、ボランティア)の確保とあり方について、あわせてお尋ねをいたします。 福祉というと、高齢者福祉障害者福祉、児童福祉など対象者ごとに思う人もいるかもしれませんが、まちづくりは子どもたちから高齢者まで住民誰もが住みなれた地域の中で心豊かに安全に安心して暮らしていけるような仕組みをつくり取り組んでいく必要があると考えられます。そのためには、さまざまな生活課題について住民一人一人の努力、自助、住民同士の相互扶助、共助、公的な制度、公助の連携によって解決していこうとする取り組みが必要です。 いの町におきましては、平成24年度から平成28年度いの町地域福祉計画、いの町地域福祉活動計画がつくられました。冊子をあけますと、初めに町長の挨拶文が載っております。少子・高齢化が進行し人々の生活スタイルも多様化する中、私たちが日ごろ暮らすそれぞれの地域においては、助け合い、支え合いといった地域住民同士の関係が希薄化しています。こうした中で住民の意識や価値観、行政課題や住民ニーズも多様化、複雑化、高度化しており、行政が提供するサービスだけで全ての問題を解決することは難しくなっています。これからの社会においては、住みなれた地域の中で行政だけではなくボランティア団体の方々のほか町民一人一人も主体となり、それぞれが地域の問題の解決のために取り組む地域福祉を推進することが必要であり、町民誰もが安全で安心して暮らしていける社会をつくっていくためには、新たな支え合いの仕組みを構築していくことが重要であります。本町においてもこうした考え方を具現化し、地域の実情に沿った地域福祉を進めるための具体的な方策を示すものとしてこのたびいの町地域福祉計画、いの町地域福祉活動計画を策定しました。後は略しますが、平成24年3月、いの町長塩田始とあります。 さて、これらの計画に沿って取り組まれておると思います。そして、この3月現在は区長などにいの町地域福祉計画に関するアンケート調査のお願いというものが配られております。このアンケート調査というのは、これをアンケート調査をして、それらのアンケート内容などを分析して、また今後の、28年度までですので、それ以降の計画に反映させようとしているのではないかと思います。その平成24年度から25年度、26年度、27年度の取り組み、また今回3月に住民宛てにアンケート調査のお願いと見直しをされておりますが、先ほどの質問要点ア、イ、ウ、エについてそれぞれお尋ねをいたします。 次に、通告主題4、いの町の活性化についてお尋ねをいたします。 これも町長ですが、ア、次世代の人材育成についてと、イ、高知西バイパス開通後についてお尋ねをいたします。簡潔にお尋ねをいたします。 次世代の人材育成、いの町の活性化には大変大切であると思います。例えばなんですけれども、枝川小学校の子どもたちがグループに分かれていの町の将来について、これもまた例えばなんですが、ショウガやキビによる地域イベントの開催など、こんなことでいの町の活性化をしたらどうだろうということを授業として小学校の子どもたちの授業として行い、それら意見発表をDVDにまとめて、これをぜひ町長に見てもらいたいということで委員会のほうにお話があったと聞いております。町長や教育委員会関係担当課長はごらんになったと思いますが、そうした次世代を担う子どもたちの人材育成について、さらにはいの町内の小・中学校の子どもたち、さらにはご縁があって入学し高校生活を送っている追手前吾北分校の生徒や伊野商業高等学校生徒たちがいの町に興味を持ち、現在あるいは将来のいの町の活性化のために活躍できるような、ぜひそうあってほしいものですが、人材育成について、いの町の活性化を担う人材になるための育成についてどのように町として工夫されて取り組んでいるのか、お尋ねをいたします。 次に、イ、高知西バイパス開通後について。 高知西バイパスの開通式が3月5日にありました。いの町の活性化、この議場でも他の議員と執行部の間で議論をされておりますが、開通して改めていの町の活性化についてどのような効果があり、またどのように取り組むのか、お尋ねをいたします。 次に、質問要点5、水道事業会計簡易水道事業特別会計との統合について町長にお尋ねをいたします。 来年度、28年度です、29年4月までには統合されなければならないと考えますが、ア、準備は整っているのか。統合のための準備、いろんな事務とかいろいろ調べないかんところもたくさんあると思いますが、準備は整っていますか。 また、統合について現在の職員体制は十分ですか。それとまた、統合後の職員体制はどのようになりますか。 ウ、議会でも議論になっておりますが、簡易水道事業特別会計には一般会計からの繰り入れがありますが、水道事業会計、企業会計には一般会計からの繰り入れはありません。統合されると一般会計からの繰り入れはどのようになるのか、お尋ねをいたします。 また、統合により住民としては料金が気になります。エ、料金の見直しはされるのか、お尋ねをいたします。 料金以外のことですが、オ、統合における利用者、町民への影響はどのようなものがあるのか、お尋ねをいたします。 1回目の質問を終わります。 ○議長(井上敏雄君) 塩田町長。      〔町長 塩田 始君登壇〕 ◎町長(塩田始君) 池沢議員のご質問にお答えをいたします。 まず、私からは、防災対策について、里山保全の今後の取り組みについてお尋ねがございました。 旧伊野町のときに私は山を見ますと本当に放置された植林がかなりありました。つまり底生植物が存在せず、雨が降ればそのまま土砂等を下へ流し込んでいる、つまり緑のダムの役割が果たしていない山が多く伊野町に存在をしておりました。そのため、「仁淀川」山の手入れで元気モリモリ事業という事業をやりまして間伐をし、光を山の中へ入れる、それによって底生植物が成長し、土砂をとめ、また落ち葉等により保水力の高い山をつくるという目的でございます。今は間伐、そして作業道等々に高知市からいただいておる原資をもとに施行しているところでございます。 そうした中で、枝川地区の是友、枝川地区に高知大学地域協働学部のほうが入っていただきまして、里山保全というところで興味を持っていただいております。1年目は、地域の実情を知るというテーマで是友地区へ入っていただきました。2年目からは、いかにこの地区で何をすべきかというテーマで入っていただけるというふうにお伺いをしているところでございます。 そうした中で、放置畑のブンタンを再生するという記事が議員の紹介のとおりございました。そのブンタン畑、いわゆる草だけではなくして雑木がやはりブンタン畑には生えてきますので、そこを手入れすることによって畑における保水力、つまり里山ダムというのがまたできるんじゃないかと大いに期待をしているところでございます。要するに、里山ダムというのは、一気に降った雨が一気に下流に流れるんじゃなくして土壌に雨量指数といいまして、雨がいっぱいたまって徐々に徐々に下流に排出するという機能を持っております。そういったところは、私も本当に今後大学の地域協働学部の行動に期待をしておるところでございます。 竹林の話がございましたけど、竹林の話は担当課のほうからお答えをいたします。 次に、通告主題3、地域福祉の推進について4点お尋ねがございました。あわせて、お答えをいたします。 議員のおっしゃるとおり、いの町では平成24年度から28年度までの5年間を計画期間としたいの町地域福祉計画、いの町地域福祉活動計画を策定しております。この計画に基づき地域福祉を推進するため、町としましては、ほけん福祉課、総務課、教育委員会社会福祉協議会等の職員で構成する地域福祉推進ワーキングチームを設置し、地域福祉にかかわる施策や事業に関する担当課との調整を図っているところでございます。要配慮者対策生活困窮者対策等につきましては、関係担当者が連携し、随時担当者会等により取り組んでいるところでございます。 そして、計画の柱の一つである地域出番会議をつくり地域支え合いプランを作成するについては、これまで13の諸地域で地域住民が主体となり福祉課題の抽出、対応策の協議、実施が行われているところでございます。 また、子育て支援等の関連する業務につきましては、平成27年度からはぐりぐらひろばで育児相談を実施するなど関係課が連携し取り組んでいるところでございます。 平成28年度は、一体的な子育て支援推進の拠点とするため、子育て支援センターを改修し、妊娠期から切れ目のない見守りと支援をする連携体制を強化してまいります。 次に、誰もが孤立化しないためにどのような取り組みをしているかといったお尋ねがございました。 地域福祉の拠点づくりとして、子どもから高齢者まで年齢や障害の有無にかかわらず誰もが気軽に集い、必要なサービスを受けることができる拠点を整備し、地域ニーズの把握や課題に対応した小規模多機能支援拠点としての活動に加え、要配慮者の見守りや生活課題に対応して支え合い活動などを行う地域福祉活動を推進するため、あったかふれあいセンター事業を実施しており、地域での相談機能を高めるように取り組んでいるところでございます。 一方、住民主体のミニデイサービスやるんるん若ガエル体操などの地域に密着した拠点型集い事業も充実してまいります。 また、いの町では、家族や関係機関からひきこもり相談が増加したことがきっかけとなり、平成22年度からひきこもり支援事業の取り組みをしているところでございます。事業内容は、家族や関係機関から相談を受け、ひきこもり者を苦しめている要因を検討、考慮して支援方法を決定する見立てる検討会を実施し、家庭訪問を主な手段として支援を行い、支援困難な場合は検討会で再検討して支援を行っているところでございます。保健・医療・福祉、教育、労働との密度の高い連携と諦めない支援をすることでひきこもり者の半数以上がその人に合った社会とつながりを持ち始めているところでございます。 次に、保健師の役割の拡大とそのあり方についてのお尋ねがございました。 保健師は、健康増進、高齢者医療福祉、母子保健、児童福祉、精神保健福祉、障害福祉と地域保健対策の主要な担い手として重要な役割を果たしており、住民の身近な相談者として多様化している住民や地域ニーズに対応する総合的な相談及び地区活動を実施しております。平成28年度は、保健師を13名から15名に増員し、ほけん福祉課と教育委員会との連携による子育て支援のさらなる充実にも取り組んでまいります。今後は、保健師のアウトリーチ機能をさらに強化し、地域に出向き寄り添うことにより地域住民の多様なニーズにきめ細かく対応していけると考えております。 次に、人材の確保のあり方についてお尋ねがございました。 まず、ボランティアにつきましては、地域における元気なボランティアを育成し、研修後は地域のボランティア活動へつながっていくことを目的とし、元気いきいきボランティア講座を平成25年度から実施しています。これまでに84名が受講され、48名が修了されております。この講座をきっかけとして身近な地域の担い手としてミニデイサービス、るんるん若ガエル体操などを初めとした住民主体の活動や地区運動会の開催など地域で活躍されているところでございます。 職員につきましては、統括保健師を中心とした保健師の人材育成や各種研修等の場を見据えたスキルアップを行っていきたいと考えているところでございます。 次に、いの町の活性化、次世代の人材育成についてお尋ねがございました。 議員おっしゃるとおり、先日枝川小学校6年生からDVDによる町長への提言ということを受けました。子どもの発想というのはすばらしいものがございます。また、その柔軟な発想、表現力に思わず感心する、本当にこれからのいの町を背負っていただける子どもに育ってほしいという思いがございました。 少し紹介いたしますと、まず、子ども同士でアンケートの実施をしております。いの町のいいところ、改善すべきところ、そういったアンケートをとっております。そのアンケートをもとにパソコンでいの町以外の地域でこういったことをやっているといったものも引き出してきて、その中で町長に対する提案がございました。もちろん枝川ですから、ショウガ、キビ、そういったものの販売等が冒頭にございました。その中でうれしかったのは、町をきれいにする、要するにごみ拾いをする。その中でごみ箱もゆるキャラにしてはどうかっというて、やはり子どもの発想には私もすばらしいものがあるというふうに感じたところでございます。 そうした中で、やはり子どもです、仁淀川での遊び、やっぱり仁淀ブルー、水質日本一というのを意識をして川遊びといったものがテーマに乗ってきておりました。そして、紙のまちいの町でございます。紙での体験、そういったものも提言をいただきました。そういう中で、やはり楽しい遊具、そういったものも欲しい。まだ他の公園にはない枝川ならではの遊具が欲しいといった提言もいただきました。こういった提言、やはり町職員できちっと捉え、これが少しでも前向きに転がるような検討をしてまいりたいと考えておるところでございます。 そして、いの町を支えるまち・人づくりの中で、伊野商業高等学校と追手前高校吾北分校のご質問もございました。 伊野商業高等学校には、デザイン科といった専門な部門もありますので、そこといの町はいつも提携といったらおかしいんですけど、協力をし合っていの町の発展のために伊野商業高等学校の知識をいただいているところでございます。そして、「もろこっしー」、要するにゆるキャラのトウモロコシも伊野商業高等学校でつくっていただきました。 吾北分校につきましては、実は昨年生徒会の皆さんに私呼ばれました。やはりそこもテーマはいろんなことがございましたが、学生のアンケートからやはり入っているんです。アンケートから入って、そこでどうしてほしいのかといったものを町長にぶつけてきました。いわゆる提言でございます。そういった提言の中で、自主的に活動したい。つまりイベントを開催したい。そういった思いが強くございました。その提言を聞いておりましたので、庁舎落成合併10周年記念の際には吾北分校の生徒に司会進行をお願いをしました。快くお受けいただき、式典も滞りなく無事済んだところでございます。そういったように、人の前に出て話をする、そういったものが一つの人づくりではないかというふうに私は考えているところでございます。 そして、今までに吾北分校とのかかわりがいの町はかなりございました。実はことし10名の職員を一般行政を採用しました。本川から1人、吾北から2人、いずれも吾北分校の卒業生でございました。そういったように、少しずつ少しずついの町に、いの町を支えていく人材が巣立ってきているというふうに感じているところでございます。 西バイパス開通後についてもお尋ねがございました。 今回の開通で慢性的に発生していた国道の渋滞が緩和され観光バスの通行もスムーズになったことから、仁淀川地域へのアクセスが便利になり、滞在時間もふえることが期待をされています。旅行会社などから大変喜ばれ、いの町観光協会は仁淀川地域の観光面で大いに期待をしているとお聞きしております。伊野インターから仁淀ブルーと呼ばれる3年連続水質日本一となった奇跡の清流、仁淀川までバイパスで直結することで仁淀川の知名度の向上も期待されます。 いの町の主要観光施設入り込み客数は、平成26年度で40万1,015人ですが、数値目標として平成33年度には45万人を目指しているところでございます。今後交流人口の拡大や観光資源の発信、仁淀川の魅力向上へとさらなる取り組みを進めてまいります。 また、いの町商工会では、観光客の増に期待するとともに、特に高知市からのアクセスは大変よいので、たくさんの方に定住していただき町内のお店がより活性化することも期待しているとお聞きしております。 今年度から活力と魅力あるまちづくりを推進するため、いの町商工会を通じて行っております空き店舗等対策家賃補助事業を活用して空き店舗に出店した事例も2件ございます。その他にも出店の相談が幾つか来ているとお聞きもしております。 町も町内10カ所に多言語に対応した町歩きガイド看板を先月設置し、外国人観光者の方でも明かり取りと換気のための虫籠窓や水切り瓦などの特徴的な建築の説明書きを見ながら楽しく町歩きができるように整備をしてきたところでございます。 このように、いの町を活性化させる取り組みは現在も継続し行っておりますが、今後も引き続きいの町商工会、いの町観光協会、住民、県などの関係機関や大型量販店の企画と連携した取り組みを行い、いの町の活性化に努めてまいりたいと考えているところでございます。 通告主題5点目の水道事業会計簡易水道事業特別会計との統合について5点お尋ねがございます。あわせてお答えをいたします。 いの町では、平成21年度にいの町水道事業基本計画を策定し、平成29年度から簡易水道特別会計と水道事業会計の統合を視野に簡易水道の国庫補助事業を活用した施設整備を行っているところでございます。会計統合に係る準備としまして、本年度より簡易水道特別会計が保有しています資産の調査を行っており、平成28年度は調査結果から固定資産台帳の整備を進め、会計システムの改良や統合後の新予算調整に関する作業、簡易水道事業との統合に係るいの上水道事業変更認可届け出書の作成、いの町全域の水道施設電子管理図作成などを行う予定としております。 職員の体制につきましては、現在水道公営企業部局として5名の正規職員と2名の非常勤職員、簡易水道事業として吾北、本川でそれぞれ1名の職員で水道事業を行っております。統合後は、業務が集約される部分はございますが、水道事業のメンテナンスなど業務内容に変わりがないところもございますので、今後適正な職員体制を図ってまいります。 一般会計からの繰り入れについてのご質問もございました。 一般会計からの繰り入れにつきましては、固定資産台帳整備後の統合新予算が試算されてから調整を行いたいと思いますが、簡易水道収入に対して公債費の負担が多いことから、公営企業への基準外繰り入れも考え、公営企業の財務状況を圧迫しないよう考えてまいります。 料金の見直しについてのご質問もございました。 水道料金は、水道使用者の公正な利益と水道事業の健全な発展を前提に適正な原価に基づき算定されなければなりません。近年人口減や水需要の減少などから料金徴収が減少する一方で、老朽施設の更新や来るべき東南海地震に対しまして重要施設や管路の耐震化等支出が避けられないことから、統合後の財政状況を確認し、給水人口や年間配水量などの将来給水需要や施設更新計画、管路耐震計画などを盛り込んだいの町水道事業ビジョンを策定し、収入と支出の的確、正確な予測を立て、適正な水道料金を算出した上で水道料金の改定や時期等については慎重に検討してまいりたいと考えているところでございます。 最後に、統合における利用者、町民の皆様への影響についてご質問がございました。 会計統合をされるため、施設管理委託契約や給水装置工事の申請等は一本化されます。職員配置等も検討した上で今までとほぼ変わりない体制を維持し、利用者に不便を感じさせないよう努力してまいります。 水道料金の納付などの窓口業務に関しましては現在と変わりなく、町民の皆様への影響はほぼないと考えているところでございます。 私からは以上でございます。他の項目につきましては、教育委員会、森林政策課のほうからお答えをいたします。 ○議長(井上敏雄君) 藤岡教育長。      〔教育長 藤岡孝雄君登壇〕 ◎教育長(藤岡孝雄君) 7番、池沢議員の通告1番ののぞみ教室について、運営状況と成果並びに課題及び今後の取り組みについてお答えをいたします。 議員のほうからもございましたが、平成12年4月より開室しておりますいの町教育支援センターのぞみ教室は、年間2回の運営委員会でそのご意見をいただいて運営に努めております。 5月に開催いたしました1回目の運営委員会では、当該年度の現状と課題、目標、方針を定め、そのための取り組みについて協議をいたしました。2回目は、2月に通室生一人一人について実際の取り組み、そして実践に係る評価、今後の取り組みについて協議をいたしたところでございます。 成果につきましては、一例を挙げますと、開室16年間で通室生のうち学校へ復帰した児童・生徒を除き、中学校卒業者は1名を除き高校進学し、高校卒業後も大学進学者が多くなっている状況でもございます。また、社会人としてそれぞれの分野で活躍もされております。 のぞみ教室の特色の一つは、教科学習等の学校に準じた取り組みがあることが強みで、しっかりとした学力保障がされ、一人も高校中退者を出してはおりません。これは県内ではトップレベルであると自負をしております。 日ごろからのぞみ教室の先生方は焦ることなく、子どもたちが自分を見詰め、自分を取り戻し前に進むことができるよう寄り添いながら背中をそっと押すタイミングを見きわめ、自主性、自立性を育むためにきめ細かなかかわりを持たれております。のぞみ教室では児童・生徒の再登校を目指し、学校と密な連携を図りながら個に応じた成長、発達を支援する場所として適切な指導及び支援に努めておるところでございます。 課題といたしましては、学校に行きづらくなっている子どもの保護者の方を初め、どれだけの方がのぞみ教室を正しく認識し理解してくださっているのかということでございます。広報でも周知はしておりますが、のぞみ教室の取り組みを保護者、関係者に知っていただく努力を今後とも続けていかなければならないと感じているところでございます。 そのための対策として、来年度からは不登校に陥る前の早期支援を初め、問題を抱える子どもたちが置かれた環境に働きかけをするためにスクールソーシャルワーカーを教育支援センターのぞみ教室に配属し、教育研究所とともに一つのチームとして学校に定期的に出向き、課題解決に向けた取り組みを開始をさせます。その中で、学校現場でのぞみ教室の役割を周知し、一人も見捨てない教育の実践を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上敏雄君) 野村森林政策課長。      〔森林政策課長 野村考宏君登壇〕 ◎森林政策課長(野村考宏君) 7番、池沢議員のご質問の通告主題2、防災対策について、質問要点ア、里山の保全は、浸水対策につながると考えるが、今後の取り組みを問うの中で放置竹林対策についてお答えいたします。 里山地域におけます荒廃した竹林対策につきましては、人工林に侵入している竹の除去を間伐とあわせて実施することや、平成28年度からは周辺の森林を被圧しつつあると判断される傾斜が緩やかな箇所に所在している荒廃竹林の整備といたしまして、広葉樹林などへの転換に向けた取り組みにも試験的に着手してまいりたいと考えております。 いずれにいたしましても、里山保全、そしてその再生により期待されます浸水対策についても森林整備といった長期的な目線に立ったアプローチからその取り組みを推進してまいりたいと考えております。 ○議長(井上敏雄君) 7番、池沢紀子君。      〔7番 池沢紀子君登壇〕 ◆7番(池沢紀子君) ならば、2回目の質問を簡潔に行います。4点。 まず1点は、町長にご質問させていただきましたので町長がお答えになりましたが、ちょっと細かいところになるかもしれませんので、課長のほうにご答弁もいただけたらと思います。 1つは、通告主題3、地域福祉の推進についてお答えいただきましたが、その中で1点だけ、保健師の役割の拡大とそのあり方についてですが、町長のほうからは28年度は13人を15人ということでした。本当にこの地域福祉において保健師の役割というのは目に見えて大変広がってきているといいますか、地域においては保健師なくては住民の皆様の生活といいますか、健康、命がなかなか、健康で安全に安心して暮らしていけるには保健師の力が大変重要であると考えます。 それで、保健師が地域に寄り添うということでしたが、保健師は集団健診とかミニデイとか健康体操とか、それから地域包括支援センターなどなどに保健師が専門的な配置をされておりますが、地域に寄り添うということは地区割りといいますか、地域が本川、吾北、伊野とありますけれども、どういった形で地域に寄り添うわけですか。保健師15人おったら15人の保健師に地区割りみたいなものができてくるのでしょうか。1点お尋ねをいたします。 済いません、それと3番目のエ、人材(町職員、ボランティア)の確保とあり方についてですが、ボランティアの養成講座をしてて受けた人と、それから講習を修了した人についてお答えがありました。たしか合同審査か質疑かのときにもあっておりますが、ボランティア、高齢化したり、1人の人が幾つものボランティアをしたり、そしてボランティアの中には有償ボランティア、無償ボランティアというものがあります。現在ボランティアをしてる方なんかにお聞きをいたしますと、高齢化によってボランティアをできなくなっている、お腰が痛いとか、それからまた孫の面倒を見ないかんとか、いろんな諸事情によってボランティアが減ってきているということは担当課のほうにもお伝えもしてありますが、ボランティアをして楽しい、ボランティアをして生きがいを感じる、ボランティアをしたら何年も何十年も前の知り合いや友達にまた会えたよと、ボランティアをしたらあの人に会えるとか、そんないろんなボランティアをすることによる生きがいというか、楽しさがあるのがボランティアではなかろうかと思いますが、口コミというのも大変大事な募集のあり方ではないかと思います。これはボランティアをしている人がボランティアに行ったらこんな楽しいことあるよ、あなたもどうっと誘って少しずつふえていってるよっていう話もお伺いします。そういったことについても、ボランティアの意義といいますか、この養成講座でお話はされてると思いますが、さらに突っ込んだ、さらにボランティアがふえるような努力を町としてもする必要があるのではないかと考えます。 それと、4点目か、5の水道事業会計簡易水道事業特別会計との統合についてなんですが、エの料金の見直し、町長はいろんな数字を考えて慎重にしたいということでしたが、突然議案に上がってこないように、かつて何度か、何度もなかったでしょうかね、突然上がってきた料金の改定もありましたので、住民への説明責任をしっかり果たし、また議会には常任委員会等もありますので、そこへの説明責任もしっかりなさるべきではないかと考えます。修正動議が出るような予算の出し方は適当ではないと考えますので、ぜひ開かれた行政となり、説明責任を果たすべきと考えます。いかがですか。 それと、町長は窓口のほうは変わりがないのではないかと言われましたが、28年度の当初予算の説明の中でたしか帳票作成を行う、それによる委託料が予算計上されていると思いますが、職員が手づくりで行ってきた帳票を委託して、幾つかの課があるはずなんですけど、その中の一つに水道課もあるんじゃないですか。ちょっと気がついたことがありましたので、お尋ねをいたします。 2回目の質問を終わります。 ○議長(井上敏雄君) 塩田町長。      〔町長 塩田 始君登壇〕 ◎町長(塩田始君) 池沢議員の2回目のご質問にお答えいたします。 まず、地域福祉で保健師等の役割がありました。専門的な配置をしていることは事実でございます。ただ、地域に寄り添うといったテーマを持っておりまして、これはほけん福祉課の保健師からの提案で、いわゆる地区割り、こういったものをやっていきたいという思いがございましたので、13から15に一旦ふやしたところでございます。いわゆる顔が見える、そういった保健師であればお話も悩みもしやすいということで地区割りという提案をしていただきました。それに今町長としてお応えをしようとしているところでございます。 そして、人材育成でボランティアの分でございますが、今私が報告したことは無償のボランティアで、いのボラという、いののボランティアのいのボラという、ボラというのは海水でも淡水でもなかなか元気な魚でありますので、そういった元気なボランティアであってほしいという思いでいのボラという名前をつけているところでございます。 そうした中で、やはりボランティアは楽しいよといった意味合いでの口コミでの誘い、これは非常に大切なものでございます。ボランティア講座の中では当然その意義といったものはお示しをし行っているところでございますが、先日もいきいきボランティアの修了式に参加をしましたときに感じたのは、やはり近所同士の人が来ているということは、これは一定の口コミ効果があっているんではないかというふうに感じたところでございます。 そして、大事な水道事業、料金の見直しについてご質問がございました。水道事業を統合してもあくまで公営事業でございます。公営事業となりますと、公営企業そのものの努力といったものが必要でございます。いわゆる経費の削減をしながら負担を課さないという、住民の皆さんに負担を課さないという努力が一番大事でございます。ただ、そう言ってもどうしても経費削減には限りがあろうと思います。そうしたときに基準外繰り出し、要するに企業としては繰り入れですね、一般会計からの基準外繰り出し、これも一定のルールをつくって考えていかなくてはならないというふうに考えているところでございます。こういう答弁をすると、どういった考えであるかがご理解をしていただけると思います。 次に、済いません、帳票作成の委託につきましては、少し細部になりますので、上下水道課長のほうからお答えをいたします。 私からは以上でございます。 ○議長(井上敏雄君) 川村上下水道課長。      〔上下水道課長 川村敏之君登壇〕 ◎上下水道課長(川村敏之君) 7番、池沢議員のご質問にお答えをします。 帳票印刷についてでございます。統合水道事業等、統合に際しまして効率的な事業の推進をすることに当たりまして、帳票印刷等外部に委託することによりまして事務の軽減化が図られると考えております。今後統合によりまして、効率的な管理をするためにも事業を軽減することも必要だと考えておりますので、帳票の印刷についてもアウトソーシングするということで考えております。 以上でございます。      (7番池沢紀子君「終わります」の声) ○議長(井上敏雄君) 以上で7番、池沢紀子君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。11時15分に再開します。      休憩 11時2分      開議 11時15分 ○議長(井上敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。12番、尾崎敏明君の一般質問の発言を許可します。12番、尾崎敏明君。      〔12番 尾崎敏明君登壇〕 ◆12番(尾崎敏明君) 議長より許可が出ましたので、最終登壇者として一般質問をさせていただきます。 通告主題1、いの町版地方創生と子育て支援「プレママほっとルーム」新設及びいの町版教育維新!「菊池学園」の関係と取り組みについて。 今まで出された資料などにより、まず基本的にはプレママほっとルーム新設と菊池学園導入については賛同します。この今の町政には必要かと考えております。関心が高いため、昨日6番議員、9番議員からも同じ菊池学園について質問がありましたので、重複しないように質問いたします。もう少し突き詰めてお聞きしたいことが以下の質問要点です。 質問要点ア、本件について取り組みの経緯と導入判断基準は何か。 町長の行政報告書で述べられた町がこれまでに築かれてきた道徳教育の土台をより強固なものとし柔軟な心で激変する社会に対応のできる力を持つ人を育むため、地方創生加速化交付金を活用し、子育て分野、教育分野の包括的な子育て支援を実施することを表明されました。 また、昨日の教育長の答弁で、この菊池学園の取り組みは教育行政のみならず、一般行政とも含めたもので波及効果を期待するとの発言がありました。 今全国の地公体でこの地方創生に関してさまざまな取り組みを行っています。その中で本件を我がいの町では全国に先駆け、平成28年4月よりスタートすべく議会に提案されたと思います。この取り組みに対し、足を引っ張るのではなく、議会を含め町全体が一丸とならなければならないと思っております。それには導入決定に至った経緯と導入判断の基準は何であったか、詳しく説明をいただきたいと思います。 菊池省三氏の出演されたテレビ番組での人気や反響があったとかじゃなく、この取り組みを導入すればいの町の現状で存在しているこの課題解決の一つの策になるかとか、有効策であるかとの回答を求めるものであります。 イ、今まで取り組んできた教育施策の結果・評価。 国や町教育委員会が取り組んできたさまざまな教育施策の結果、自己評価を示していただくことを求めます。この評価を示すことにより、その結果の上で菊池学園というシステム導入がこのいの町に適していると結論づけたのではないかと推測しますが、どうでしょうか。 エ、移住推進にどう反映できるのか。 議会としても移住推進に積極的に論議している中、この菊池学園の取り組みが移住推進行政にどう寄与するのか、どのように反映されるのか、具体的にお聞きします。 単に教育現場の先生たちの教育だけに終わらないようにすべきではないか。 次に、通告主題2、18歳選挙権、学校教育に向けた取り組みについて。 これは7月10日に実施の予定の参議院の改選選挙で、年齢が引き下げられ、18歳の有権者が自分の意思で国政に参加できるようになります。選挙で投票するというこの行為に対して意欲的な若者やまだよくわからないから不安だという若者の意見をよくマスメディアでも流れたりもしてますし、また住民の若い人たちにも聞きます。これは当然かと思います。なぜなら、今までそのような教育も家庭での論議もほとんどなされてなかったからです。最初は、みんな不安や戸惑いもあるでしょうが、時が過ぎれば当然のこととして必ず定着すると思います。若者の不安や戸惑いを軽減するため、国内外からのいろんな情報、意見を提供し、右も左もない客観的な真ん中の判断できる環境づくりをするのが我々大人の役目だと考えます。これにより、最後は自分の良心で決める力を身につけることです。 質問要点のアの18歳選挙権をどう考え・どう取り組むのか。 また、イ、町内の教育現場での取り組みはどうか。 ウ、改定選挙制度での投票率アップについての施策はあるのか。 県は選挙権年齢を18歳以上に引き下げることに関し、高知県教育委員会は生徒による校外政治活動への参加について、学校への届け出を一律に義務化はしないとの方針を示し、基本的に生徒判断としました。町としては、独自の啓発運動の取り組みをしているのでしょうか。もししていなければこれからする予定はあるのでしょうか。 政治というものは、小学生のころから政治アレルギーにならないために自分のことのように難しく考えなくても、ほんのささいなこと、身近なこと、身の回りに起きてること全てが政治にかかわっていることとの気づきを持てば、このことが政治に関心を持つスタートと言えます。 ア、イ、ウの質問要点についてお答えください。 通告主題3、未整備インフラ・未使用インフラについての考え方について。 インフラは生存に限定されず広く現代社会、経済生活を営むのに必要な基盤です。今日長年懸案だった高知西バイパスも全線ではないにしろ未整備から整備インフラになりました。未使用インフラとして町所有する建物、廃校などの再利用、再活用ができていないのではないか、また不十分ではないかと考えますが、どうでしょうか。 今回の菊池学園関連で廃校をシェアハウスとして活用する案が出てますが、まだまだ町内には散在する未使用物件があります。これらに対し住民からの生の声をもとに質問いたします。 ア、生活道、生活橋の整備はどう捉えているのか。 イ、命をつなぐ道、沈下橋をもう一度検討すべきでないか。 このアとイをまとめて、町内の国道、県道はかなり整備されておりますが、町道は未整備の区間が散見され、地区によって差があります。枝川から池ノ内へ通じる道や槙から横藪、また成山に通じる道、中追での道など挙げると切りがございません。また、道だけではなく、神谷、保木地区には橋をつける計画が以前から具体的になっておりました。年寄りの方が自分の目で、自分の足で仁淀川を渡りたい、生きているうちに渡りたいと訴えがございました。優先順位があるかと思いますが、住民にとっては生活道、命の道として必要です。町は国に復活折衝する気持ちはあるのか、計画を具体化する気持ちがあるのか、ご答弁お願いします。 また、移住を推進するにも生活インフラの拡充が不可欠です。魅力あるいの町にするためには、このインフラ整備が必要ですので、ぜひそのあたりのご決意をお願いします。 次に、通告主題4、高知版CCRCの導入取り組みについて。 CCRCは、コンティニュイング・ケア・リタイアメント・コミュニティということで、高齢者が移り住み、健康なときから介護、医療が必要になるときまで継続的なケアや生活支援サービスが受けられ、生涯学習や社会活動に参加するような共同体で、アメリカを中心に2,000以上もアメリカには存在します。 質問要点のアで、県が積極的に取り組んでいるCCRCを町として導入決断があるかを問います。 我が国は世界一の長寿国になる一方、超少子・高齢化社会に伴い、今後社会保障費の増大と生産人口の減少が急速に進展するその結果、給付との負担バランスが崩壊し、社会保障制度の持続可能性が不安視されています。経済財政諮問会議2015の骨太方針においても、2020年度の基本的財政収支の黒字化に向けて1.5兆円の社会保障費の抑制の方針が出されておりました。こうした中、安倍政権の重要政策である地方創生において、その目玉として日本版CCRCの構想が織り込まれております。これに関して以前より高い関心を寄せていた尾崎知事が積極的に県政に取り組もうとしておるのはご承知と思います。 以上のことについてのご答弁を求めます。 ○議長(井上敏雄君) 山崎教育次長。      〔教育次長 山崎泰代君登壇〕
    ◎教育次長(山崎泰代君) 12番、尾崎議員のご質問にお答えいたします。 通告主題1、いの町版地方創生と子育て支援「プレママほっとルーム」新設及びいの町教育維新!「菊池学園」の関係と取り組みについてのご質問にお答えいたします。 まず、アの本件について取り組みの経緯と導入判断基準は何かについてお答えいたします。 平成24年9月ごろからのことでございました。町内で学級経営に困難さが見られる教室があり、教員の皆さんもその改善に向けて懸命なご努力をされておられました。子どもたちは激変する社会の中で自己有用感が低下しつつあるのではないか、もっと学校、家庭、地域とさまざまな場面において認められ自信を持てるような取り組みが必要ではないかという課題に直面しておりました。 教育委員会も何か学校に対する有効な支援ができないかと考えておりました。ちょうどそのころ、平成24年12月でしたが、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀という番組で菊池先生の取り組みが紹介され、いの町教育委員会はほめ言葉のシャワーという取り組み実践による学級崩壊の立て直し人と言われる氏を招聘し、教員対象の研修を実施したいと考え依頼をいたしました。大変多忙な方で、その実現はその半年後の平成25年8月、いの町教職員夏季研修会が第1回目となりました。そして、昨年11月までにいの町内の学校での師範授業や講演会を6小学校、1中学校で実施いたしました。そのような中、教育委員会事務局が確認しているところでは、県外で開催された菊池氏のセミナー等に自主的に参加された町立学校の教員は延べ18名いらっしゃるとお聞きしており、先生方もその必要性を感じておられると認識しております。 今年度は、1月19日に菊池氏をお招きして教育委員を対象に講演をしていただきました。2月1日には、再び菊池氏にご来町いただき、いの町まち・ひと・しごと創生総合戦略推進に向けた企画調整会議を開催いたしました。この会議には、本事業の関係各課の代表者だけではなく、いの町商工会、いの町観光協会、園長、校長、教頭、教諭のそれぞれの代表者といの町在住で菊池氏とのつながりのある町民、総勢40名にお集まりいただき、地方創生の取り組みについての熟議を行い、参加者からはいの町の未来を描く多くのご意見が出されました。その後、教育委員会は2月16日にいの町の校長会において本事業についての概要説明を行い、全校長から賛同をいただきました。さらにその後、各校の代表者と菊池氏とで熟議、これからの授業はどうあるべきかを行い、参加された先生方からは本事業の実現を望まれている声をお受けしました。 このような経過を踏まえまして、いの町教育委員会といたしましては、自尊感情を高め、何事にも意欲的に取り組めるような子どもの育成が最も重要であると捉えました。これは全国的な教育の課題であるとは言えますが、いの町は独自性を持ち、他より早期に本事業を推進していくべきであると判断したものでございます。 続きまして、イの今まで取り組んできた教育施策の結果・評価でございますが、高知県が教職員の人事評価の一環として自己目標設定というものを行っております。その設定シートの中に、各市町村の教育委員会が独自設定できる項目がございます。いの町教育委員会では、数年来次の3つの項目を示し、その中から各教員が選択の上、目標設定して取り組んでいただく方式をとっております。長欠・不登校児童・生徒の減少、創造的能力を培う教育、児童・生徒の自尊感情を高める教育の3つでございます。その結果、9割近くの先生方が継続して児童・生徒の自尊感情を高める教育を選択し、ご自分の課題として取り組まれています。しかし、年度末の自己評価では、ほぼ100%に近い先生方が目標達成は5段階の3もしくは2としております。これは結果として多くの先生方に子どもたちの自尊感情を高める心の教育の重要性、必要性が広がっていることに加え、またその困難さがあることもうかがえ、今後もその対策を強化する必要があると認識し、この自尊感情を高める教育をいの町教育行政方針の大きな柱として平成28年度は掲げ、議員のご質問でも町全体が一丸となってと言われましたように、地域も含め町全体の教育にかかわる方々の中においてその機運が高められ実践されることを目標とし、その手当てとして本事業の取り組みを推進していくこととしたものでございます。 要点ウのご質問はなかったように思いますので、最後にエの移住推進にどう反映できるのかのご質問にお答えいたします。 教育分野での先進的な取り組みを全国発信することにより、魅力を感じていただいた子育て家族や教員等の移住を目標として推進いたします。移住に関する事業実施に向けての作戦会議には、関係部署や関係機関との連携が必要不可欠となります。現在全国の自治体が地方創生総合戦略により移住、定住の取り組みを展開し争奪戦が行われていますが、今回の事業はいの町の戦略の大きな柱とし、チームいの町で町全体が連携しながら取り組みに挑戦していきます。 菊池氏は講演活動で全国を巡回しており、加えてテレビ出演や雑誌にも取り上げられていることから、菊池氏を教育特使として任命し、今後教育分野での取り組みだけでなく、いの町の先進的な子育て支援事業の紹介や観光、自然、空き家等、多くの情報を組み合わせたメディア戦略も仕掛けていきたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(井上敏雄君) 山崎総務課長。      〔総務課長 山崎豊久君登壇〕 ◎総務課長(山崎豊久君) 12番、尾崎議員より18歳選挙権、学校教育に向けた取り組みについて3点お尋ねがございました。 まず、18歳選挙権をどう考え・取り組むのかについてでございますが、公職選挙法の一部を改正する法律が平成27年6月19日に公布され、平成28年6月19日以降に公示される国政選挙から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることが決定いたしました。 当町では、この法改正後463人の新有権者数を見込んでおり、未来を担う若い世代が政治を主体的に考える契機となり、大変意義があるものと考えております。 そして、その意義を高めるためにも、「広報いの」への掲載や県選挙管理委員会が主催する小・中学校への出前授業などの制度を積極的に活用し、将来の有権者への主権者教育を推進していくことが重要であると考えております。 次に、町内の教育現場での取り組みはどうかについてでございますが、いの町としての取り組みにつきましては、小・中学生は高知県明るい選挙推進協議会が主催する明るい選挙啓発作品展への応募や選挙啓発冊子の配布などにより、選挙を身近に感じてもらう取り組みを行っております。 また、高校生は、昨年12月22日に伊野商業高等学校で県主催による県内の高校生を対象とした出前授業を開催いたしました。授業では、選挙制度の説明や実際に模擬投票や開票作業を行い、選挙の流れや意義を理解してもらうことで選挙を身近に感じてもらえるような内容でございました。 さらに、ことし2月5日に県民文化ホールにおいて総務省と県選挙管理委員会では、「選挙権年齢が18歳以上に。inワークショップ」と題し、高校生や20代の若者を対象に政治、選挙を身近に感じてもらい、同年代との意見交換を通じ社会参画について主体的に学ぶことができる内容のイベントを開催しており、約100名の参加があったと伺っております。 次に、改定選挙制度での投票率アップについての施策はあるかについてでございますが、当町といたしましては、今後も出前授業や明るい選挙啓発作品展への応募を通じて将来の有権者に対し選挙に関心を持ってもらう取り組みを継続してまいりたいと考えており、改定後初の選挙となる参議院議員選挙に向けては、県選挙管理委員会と連携しながらさまざまな広報啓発活動を積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、高知版CCRCの導入取り組みについてお尋ねがございました。 高知版CCRCにつきましては、昨年5月に県において産学官民の参画のもと高知版CCRC研究会が発足されているところでございます。その実現に向けたロードマップとして、本年度に構想を作成し、28年度以降に基本計画の作成に取り組んでいくとお聞きいたしております。町といたしましては、構想を取りまとめていく際に社会保障費負担や経済波及効果などのシミュレーションを実施するとお聞きしているところでございますので、そういったものを十分検討して判断していきたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(井上敏雄君) 濵田土木課長。      〔土木課長 濵田孝男君登壇〕 ◎土木課長(濵田孝男君) 12番、尾崎議員の3、未整備インフラ・未使用インフラについての考え方、ア、生活道、生活橋の整備をどう捉えているのかのご質問につきましてお答えをいたします。 伊野地区の中山間地域における町道及び生活道につきましては、道路幅員が狭小で見通しが悪い場所が多々あり、また路面は老朽化が進んでいる状況です。そうした中での対応状況といたしまして、地域住民の利便性の向上及び過疎化の防止、地域活性化のため危険である場所についての維持修繕工事を随時行っているところです。拡幅などの改良工事につきましては、交付金事業を活用し、基本的には地区要望に沿って道路改良、舗装工事、維持工事及び測量設計委託業務を行っております。 今後におきましても、引き続き地区の方々のご要望をお聞きしながら、限られた予算の中ですが、中山間地域の道路整備を進めてまいりたいと考えております。 続きまして、イ、命をつなぐ道、沈下橋をもう一度検討すべきではないかのご質問についてお答えをいたします。 神谷地区において、昭和30年代後半から40年代にかけて仁淀川への橋梁架設計画があったようにお聞きしております。当時の国道194号は道路整備状況も悪く、災害等によりたびたび通行不能箇所が発生していたため、迂回路として橋梁の必要性は高かったと思われますが、現在国道194号は緊急輸送道路に位置づけられており、危険箇所の対策や道路整備も進んでおります。 また、国道33号高知西バイパスの開通や神谷の対岸にあります県道庄田伊野線の一部2車線化等、周辺の道路整備も進んでいる状況から現時点での沈下橋につきましてはできないと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上敏雄君) 12番、尾崎敏明君。      〔12番 尾崎敏明君登壇〕 ◆12番(尾崎敏明君) 2回目の質問をさせていただきます。 通告主題1の質問要点ウはちょっと抜かっておりまして、導入によりいの町の教育は今後どんな期待がありどう変わるかということですが、この菊池学園、プレママほっとルームとかはかなり期待が持てるかと思います。その中でこの導入によってもいろんな波及効果があるかとは思いますが、例えば鳥取県のほうでは森のようちえんというのが盛んに行われております。全国に70カ所ぐらい存在するようですが、自然の中で幼児教育を行う運動や団体を示すことですが、子どもの感性を研ぎ澄ませ自然とのかかわりを学ぶことができるということです。これには旧の伊野町内の幼稚園とか保育園では十分児童確保ができておりますが、中山間地域ではかなり厳しいものがありますので、こういう森のようちえんとか、さまざまなよそで導入されているものを菊池学園の一つのポイントとして検討していくような検討はできないものか。 また、通告主題の4にありますCCRCの導入に関しても、菊池学園の導入によって先生の活動時間がふえ、かなり業務に対して負担がかかるのではないかという懸念もありました。こういう懸念の中を解消するには、このCCRCでは例えば都会で教職員をされた方がリタイアしたときにゆっくりするのはいの町のような自然の豊かなところで過ごし、その社会貢献とかしたい場合にその今までのキャリアを発揮できるのにいの町に移住して、その菊池学園のサポートしてボランティアで参加してもらうとか、そういうことが有効に使えるシステムというか、一つのファクターになると思います。そういうあらゆることを考えて導入するのがこのいの町版地方創生に導入を決定したポイントじゃないでしょうか。そういうありきたりの今までよその行政がやってるようなことではなく、さまざまなアンテナを広げて可能な限りいの町に導入できる方針をするべきじゃないか、その点をお聞きして2回目の質問を終わります。 ○議長(井上敏雄君) 塩田町長。      〔町長 塩田 始君登壇〕 ◎町長(塩田始君) 尾崎議員の2回目のご質問にお答えをいたします。 通告主題1のウ、導入によりいの町の教育は今後どんな期待がありどう変わるのかといったのが抜けていたということで、2回目の質問は、全国的に行っている森のようちえん、そういったものを菊池学園の中に取り入れることはできないのかといった趣旨だというふうに理解しております。 実は、高知県において山のようちえんというのが何カ所か存在しております。そこの経営者からいの町にもアプローチがあっております。これは園児が山ん中で保育を行う、そういったもので自然に触れて心豊かな子どもに成長するというのがそこの組織の考え方でございます。 ただ、それはそれとして、菊池学園の思いはまた違う方向にございますので、今菊池学園の中で森の保育園であるとか山の保育園であるとかということをコラボするんじゃなくして、菊池は菊池、その企業は企業として少し並行的に進行させていただき、いずれ合流するというところもあろうかと思いますので、現時点では菊池学園は単独で動かしていただきたいという思いでございます。 他の項目につきましては、総務課長のほうからお答えいたします。 ○議長(井上敏雄君) 山崎総務課長。      〔総務課長 山崎豊久君登壇〕 ◎総務課長(山崎豊久君) 12番、尾崎議員の2回目のご質問にお答えをいたします。 CCRCについてのお尋ねでございましたが、CCRCにつきましては生涯活躍の町といったことで高齢者を中心といたしましてコミュニティを地方につくり、都会からの移住を促すといったことが基本となっております。こういった方向もございますが、課題もございまして、今考えられている課題が3点ほどございまして、まず首都圏から移住者を確保できるのか、そして2点目に、新しくつくられたコミュニティが地元のコミュニティに溶け込めるのか、3点目に、20年、30年を経過したときに高齢化が進んだコミュニティが維持できるのか、こういったことも課題になっておるわけでございますので、県が今後進む中で、当町につきましても十分県の方向性などを見ながら検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(井上敏雄君) 12番、尾崎敏明君。      〔12番 尾崎敏明君登壇〕 ◆12番(尾崎敏明君) 3回目の質問をします。1点だけ質問させていただきたいと思います。 18歳選挙権について学校教育に向けた取り組みの件で、前回神谷中学校の生徒が傍聴をされて、その意見の中で、この議会だよりにも書いてますが、ちょっと読ませていただいたら、初めての議会を見たとき、見てるこっちも緊張しました。質問内容がとても詳しく答える側もわかりやすく答弁していたのでとてもわかりやすかったです。これからも私たち町民のために頑張ってもらいたいと思います。また、いの町議会で論議されているところを見学して、いの町行政について少し理解できました。また、議会はとてもわかりやすかった。議題について現状やこれから取り組んでいきたいことも具体的に言っていたことに驚いたというようなさまざまな意見がありました。要するに、こういう中学生でもすごい関心を持てますので、単にパンフレットとかを配るだけでなく、以前子ども議会もあったようですが、私が議員になってからは見たこともありませんし、そういうのをやはり小学生でも中学生でもどんどん活用して、この新しい議場とか役場に来ていただいて、その行政に接することを実践すべきではないかを問うて終わります。 ○議長(井上敏雄君) 山崎総務課長。      〔総務課長 山崎豊久君登壇〕 ◎総務課長(山崎豊久君) 12番、尾崎議員の3回目のご質問にお答えをいたします。 18歳選挙権と、その中でお尋ねがございました。現在中学3年生を対象といたしまして公民の授業の中で学習をいたしております。その内容が、現在の選挙制度、小選挙区と比例代表区の違い、こういったことについて学習をされております。もう一点が、今回の法改正についてについても学んでおられます。そして、小グループをつくりまして、各グループを政党に見立てて模擬投票を実施しております。 先ほど議員からもお尋ねがございましたように、子ども議会の開催につきましては、他の議員からも以前に一般質問でお尋ねがございましたが、できればことしの夏に開催できたらということで準備を進めていきたいと考えております。 いずれにいたしましても、小・中高校生の皆様方にはいろんな選挙に対する知識、そして関心、このようなことを高めていただきたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(井上敏雄君) 以上で12番、尾崎敏明君の一般質問を終わります。 これで一般質問を終わります。 暫時休憩します。午後1時に再開します。      休憩 11時59分      開議 13時1分 ○議長(井上敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第2、議案第1号から議案第50号までを議題とします。 議案第2号、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第9号、議案第10号、議案第11号、議案第14号について委員長の報告を求めます。総務文教常任委員会委員長、筒井一水君。      〔総務文教常任委員長 筒井一水君登壇〕 ◎総務文教常任委員長(筒井一水君) 平成28年第1回いの町定例議会において総務文教常任委員会に付託されました議案の審査結果並びに経過につきましてご報告いたします。 当常任委員会に付託されました議案は、議案第2号いの町行政不服・情報公開・個人情報保護審査会条例議案外9議案でございまして、3月14日月曜日、議案の説明員として議案に係る所管課長並びに担当職員の出席を求め、付託議案に対する委員会審査を行いました。 また、今回の委員会審査におきまして、付託された議案は委員会付託までに議案に対する趣旨説明は十分執行部から行われたものと出席全委員が判断し、議案趣旨説明を省略して直ちに委員会質疑に入りました。 それでは、審査結果並びに経過を報告させていただきます。 まず、議案第2号いの町行政不服・情報公開・個人情報保護審査会条例議案でございます。 議案審査では、委員からは、上位の広域審査会組織設置の意向について、また審査会の審議結果の公表に係る統一性がただされ、説明員からの答弁を了として、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、出席委員全員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決いたしました。 続きまして、議案第3号いの町情報公開条例の一部を改正する条例議案でございます。 議案審査では、委員からは、審理員を選出するルールの有無をただされ、説明員からの答弁を了として、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、出席全委員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続きまして、議案第4号いの町個人情報保護条例の一部を改正する条例議案、議案第5号いの町行政手続条例の一部を改正する条例議案、議案第6号地方自治法第203条の2の規定による者の報酬及び費用弁償の額並びにその支給方法条例の一部を改正する条例議案、議案第7号いの町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例議案の4議案でございます。 この4議案につきましては、議案審査では、いずれも委員からは特段の質疑もなく、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、出席全委員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、議案第9号いの町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 議案審査では、委員からは、評価方法における自治体の裁量部分、良好でないと評価された職員への対応方法、人事評価の反映が開始される時期や猶予期間の有無、評価者の職種や研修実施、加えて公務員を業績評価することへの難しさがただされ、関連質問として、職員組合との話し合いの有無や県下の市町村の導入状況がただされ、説明員からの答弁を了として、全出席委員確認、了承の上、採決を行った結果、賛成多数によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続きまして、議案第10号いの町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例議案、議案第11号いの町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例議案、議案第14号いの町債権の管理に関する条例の一部を改正する条例議案の3議案でございます。 この3議案につきましては、議案審査では、いずれも委員からは特段の質疑もなく、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、出席全委員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 以上、総務文教常任委員会に付託されました議案は、いずれの議案もお手元に配付されております報告書のとおり、原案のとおり可決すべきものと決しましたことを申し添えまして総務文教常任委員会の審査結果報告といたします。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(井上敏雄君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 議案第2号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第2号の討論を終わります。 議案第2号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第2号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第2号いの町行政不服・情報公開・個人情報保護審査会条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第3号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第3号の討論を終わります。 議案第3号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第3号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第3号いの町情報公開条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第4号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第4号の討論を終わります。 議案第4号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第4号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第4号いの町個人情報保護条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第5号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第5号の討論を終わります。 議案第5号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第5号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第5号いの町行政手続条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第6号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第6号の討論を終わります。 議案第6号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第6号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第6号地方自治法第203条の2の規定による者の報酬及び費用弁償の額並びにその支給方法条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第7号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第7号の討論を終わります。 議案第7号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第7号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第7号いの町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第9号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」「討論あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論がありますので、まず原案に反対者の発言を許します。10番、山岡勉君。 ◆10番(山岡勉君) 議案第9号に反対の立場で討論を行います。 自治体職員は、全体の奉仕者として住民の福祉の増進に力を尽くすものでございまして、首長や上司の指示に従うだけでなく、住民の立場に立って自由に意見が言えることが求められております。しかし、そこに人事評価が入るとその評価を気にし、自由な雰囲気が損なわれるおそれが出てきます。地方自治体の業務は、これは多種多様でございまして、評価しやすい業務としにくい業務がございます。こういった多種多様な業務全てを公正に評価することは難しいため、安易に評価をし結果を賃金に反映させることは問題があると判断して、議案第9号に反対をいたします。 ○議長(井上敏雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) 議案第9号いの町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例議案について賛成討論をいたします。 これは先ほど反対討論者が言われましたが、既に施行されております条例についての一部改正であり、今回の改正は職員の研修及び、この及びから下の勤務成績の評定が職員の人事評価と言葉が変わったと、それとまた変わったところで大きいのは、職員の退職管理の状況、職員が退職されてから後、民間の例えばどこの会社に就職したとか、そういうことの管理、退職管理の状況の公表をするという改正であると判断し、私はこの改正に賛成をいたします。 以上です。 ○議長(井上敏雄君) ほかに討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) これで議案第9号の討論を終わります。 議案第9号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第9号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議がありますので、起立によって採決します。 念のため申し上げます。この採決は本案に賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますので、ご了承願います。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第9号を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(井上敏雄君) 起立多数です。したがって、議案第9号いの町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第10号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第10号の討論を終わります。 議案第10号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第10号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第10号いの町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第11号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第11号の討論を終わります。 議案第11号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第11号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第11号いの町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第14号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第14号の討論を終わります。 議案第14号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第14号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第14号いの町債権の管理に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第8号、議案第15号について委員長の報告を求めます。民生環境常任委員会委員長、山岡勉君。      〔民生環境常任委員長 山岡 勉君登壇〕 ◎民生環境常任委員長(山岡勉君) 民生環境常任委員会から委員会審査結果につきまして報告をさせていただきます。 平成28年第1回いの町議会定例会において民生環境常任委員会に付託されました議案の審査結果並びに経過につきましてご報告をいたします。 民生環境常任委員会に付託されました議案第8号並びに議案第15号の2議案につきまして、3月14日月曜日午後1時半より、執行部から議案の説明員として所管課長にご出席をいただき審査を行いました。 なお、付託議案に係る概要説明につきましては、今議会民生環境常任委員会に付託されました議案に係る趣旨説明が合同審査、質疑で執行部から十分行われたものと全委員が判断し、これを省略し、質疑に入ったものでございます。 それでは、ご報告をさせていただきます。 まず、1つ目の議案第8号いの町本川国民健康保険診療所勤務医師給与支給条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案の委員会審査では、委員より、確認の意味で議案についての再説明の要請があり、関連質問として、本川の診療所の受診者数の確認や勤務医師からの診療所に対する意見の有無がただされたほかは質疑はなく、説明員からの答弁を了とし、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致で執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定をされました。 次に、2つ目の議案第15号いの町廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案の委員会審査では、委員からは特段の質疑もなく、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致で執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定をされました。 以上、民生環境常任委員会に付託されました2議案につきまして、お手元に配付されております報告書のとおり、原案のとおり可決すべきものと決しましたことを申し添えまして、民生環境常任委員会の審査結果報告といたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(井上敏雄君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 議案第8号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第8号の討論を終わります。 議案第8号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第8号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第8号いの町本川国民健康保険診療所勤務医師給与支給条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第15号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第15号の討論を終わります。 議案第15号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第15号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第15号いの町廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第1号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第1号の討論を終わります。 議案第1号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第1号いの町税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認に関する議案は、原案のとおり承認されました。 議案第12号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第12号の討論を終わります。 議案第12号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第12号いの町農地災害復旧工事に関する分担金徴収条例の一部を改正する条例議案は、原案のとおり可決されました。 議案第13号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第13号の討論を終わります。 議案第13号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第13号いの町営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部を改正する条例議案は、原案のとおり可決されました。 議案第16号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第16号の討論を終わります。 議案第16号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第16号平成27年度いの町一般会計補正予算(第5号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第17号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第17号の討論を終わります。 議案第17号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第17号平成27年度いの町水資源対策特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第18号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第18号の討論を終わります。 議案第18号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第18号平成27年度いの町墓地公園事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第19号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第19号の討論を終わります。 議案第19号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第19号平成27年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第20号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第20号の討論を終わります。 議案第20号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第20号平成27年度いの町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第21号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第21号の討論を終わります。 議案第21号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第21号平成27年度いの町介護保険特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第22号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第22号の討論を終わります。 議案第22号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第22号平成27年度いの町特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第23号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第23号の討論を終わります。 議案第23号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第23号平成27年度いの町下水道事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第24号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第24号の討論を終わります。 議案第24号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第24号平成27年度いの町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第25号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第25号の討論を終わります。 議案第25号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第25号平成27年度いの町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第26号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第26号の討論を終わります。 議案第26号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第26号平成27年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第27号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第27号の討論を終わります。 議案第27号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第27号平成27年度いの町水道事業会計補正予算(第3号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第28号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第28号の討論を終わります。 議案第28号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第28号平成27年度いの町病院事業会計補正予算(第3号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第29号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第29号の討論を終わります。 議案第29号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第29号平成28年度いの町一般会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第30号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第30号の討論を終わります。 議案第30号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第30号平成28年度いの町水資源対策特別会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第31号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第31号の討論を終わります。 議案第31号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第31号平成28年度いの町墓地公園事業特別会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第32号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第32号の討論を終わります。 議案第32号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第32号平成28年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第33号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第33号の討論を終わります。 議案第33号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第33号平成28年度いの町国民健康保険特別会計(直診勘定)予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第34号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第34号の討論を終わります。 議案第34号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第34号平成28年度いの町後期高齢者医療特別会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第35号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第35号の討論を終わります。 議案第35号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第35号平成28年度いの町介護保険特別会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 次の議案第36号に対しては、森幹夫君ほか1人からお手元にお配りした修正の動議が昨日所定の要件を整えて議長に提出をされております。したがって、これを本件とあわせて議題とし、まずは提出者の説明を求めます。3番、森幹夫君。      〔3番 森 幹夫君登壇〕
    ◆3番(森幹夫君) それでは、発議第3号議案第36号平成28年度いの町特別養護老人ホーム特別会計予算議定に関する議案に対する修正動議としまして、上記の動議を地方自治法第115条の3及び会議規則第17条の2項の規定により、別紙の修正案を添えて提出をいたします。 提案理由といたしまして、いの町特別養護老人ホーム偕楽荘業務の職務遂行に当たっては、いかにすれば公平で合理的かつ効率的な行政を確保できるかという点に最大の関心を払うべきであります。その基本目的は、あくまで行政運営の指導にあります。隣接するいの町病院事業会計予算の1年間の給食委託料3,351万8,000円に対して、偕楽荘会計予算では委託費の調理業務として7カ月で3,209万円が計上されていますが、1年間では5,510万円と聞いています。給食の賄い料はほぼ同数と聞いていますが、年間の委託費が2,158万2,000円もの違いが出てきます。このような委託費の積算基礎を初め、民間委託への重要性ができていない。いま一度メリット、デメリット等を調査しながら検討しなければならない。 以上の理由により、平成28年度いの町特別養護老人ホーム特別会計予算説明書の3歳出、款2事業費、目1の施設介護サービス事業、節区分13委託料3,209万円を減額し、予備費を増額するということであります。議員各位のご理解をいただきご賛同をいただきますようお願いをいたします。 少しだけつけ加えさせていただきますと、今回の3,209万円は仁淀病院予算と比較すると月割りで約180万円もの違いです。7カ月分でありますので、約1,258万円の過大積算となっています。一般会計から8,135万3,000円を繰り入れておりますので、このしっかりした積算のできた予算であれば、この1,258万円は繰入金から減額しておれば一般会計で予算がないとか金がないとか言って執行できない事業だってできることになります。このような過大積算は一般財源にも大きく影響します。したがって、しっかりした予算計上をするのが当然でありますので、ひとつよろしくお願いいたします。 ○議長(井上敏雄君) これで提出者の説明を終わります。 これより修正案に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 質疑なしと認めます。これで修正案に対する質疑を終わります。      (3番森 幹夫君「よろしゅうお願いします」の声) 暫時休憩します。      休憩 13時44分      開議 13時45分 ○議長(井上敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第36号及びこれに対する修正案の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」「討論あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) まず、原案に賛成者の発言です。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) まず、議案第36号平成28年度いの町特別養護老人ホーム特別会計予算議定に関する議案、原案に対する賛成討論を行います。 まず、執行部が予算を提案するときには説明責任を果たして修正動議が出ないようにということでしたが、出ております。しかし、私は原案に賛成する立場で賛成討論を行います。 修正動議を出すには予算ですので大変ご苦労されたと思いますが、先ほど発議者のほうから提案理由と、また修正案に対して説明がありましたが、ちょっと私が気がついたところを先に述べておきたいと思います。 この提案理由の中で、病院事業会計予算(仁淀病院)と書いてありますので私の誤解かもしれませんが、仁淀清流苑の分はどうなってるのかなあというところがあります。 それと、この予算の修正案ですけれども、調理業務における委託料を予備費に回したという修正案と思われますけれども、人件費はどこへ行ったのでしょうか。この原案は民間移譲するということで原案は人件費はないわけです。これで調理業務をカットいたしますと、民間に委託せず直営であるときの人件費はどこに行ったのかなっていうことをこの提案理由を聞きまして感じました。 さて、私は行財政改革、行政改革を推進する一人の議員です。議会改革も推進いたします。それで、合同審査、質疑などで行革がどのようにされているのかというようなこともありましたけれども、行政改革大綱、平成22年度から26年度に行われたわけなんですけれども、その大綱の中の2ページには、民間委託の推進とあります。その中で、業務、施設の民間委託、それと学校給食の民間委託の検討ともあります。それで、ちょっと長くなりますが、申しわけないですが、それといの町行財政集中改革プランにおきまして、民間委託等の推進で公の施設についての取り組み事業という中で、特別養護老人ホーム、保育園の民営化について検討、その他の事務についての取り組み事項で調理部門の業務委託について検討ということで、こういうふうにいの町におきましては平成22年度から26年度において行財政集中改革プランのもと検討を続けてこられたわけです。それで、26年度以降もなお行財政改革に努められ、この偕楽荘の業務については介護部門は直営で、調理部門は民間ですることが適当であると判断をされ、検討に検討を重ねて今回のこの提案に至ったと私は考えております。拙速ではないかというようなご意見も合同審査の中でありましたけれども、私は決して拙速ではないと判断いたしております。 その中で、また民間委託について、民間委託とは自治体の業務を民間に委託して行うこと、自治体業務に民間の賃金、技術を導入することで事務処理の効率化や専門技術の向上、コスト削減を図ろうというものである云々とありますけれども、私は自治体の行政サービス、住民サービスは民間でできることは民間で行うことというのは民間委託ですけれども、私はそれに対して賛成です。 それで、この偕楽荘の運営については、現時点において、先ほども言いましたように、これまでは介護部門はいの町が行い、調理部門のみを民間委託すると町長のほうから答弁がありました。偕楽荘は町立ですので、当然偕楽荘の所長はいの町役場職員であり、人事異動によりその職についており、特老施設運営、特別養護老人ホーム施設運営や、また調理部門の専門家ではありません。今回その調理部門について専門家である民間のノウハウを取り入れることこそが利用者の方々のさらなる食の安全にもつながり、また町民の理解、納得も得られるとともに、地域経済への貢献にもつながると判断し、原案に賛成をいたします。 以上です。 ○議長(井上敏雄君) 次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。15番、岡田竜平君。 ◆15番(岡田竜平君) 調理業務の民間委託に係る予算の部分が修正された議案第36号平成28年度いの町特別養護老人ホーム特別会計予算議定に関する議案に対する修正動議に賛成の立場で討論をさせていただきます。 今回のことは、行政改革の一つですが、一番の理由は人材確保のためですが、その部分が全然議論されていません。民間委託が議論の対象とならない、当たり前のことのようにさえ聞こえてきました。 私は調理業務の民間委託に失敗した自治体の話を伺いました。民間委託をしたことにより人材がへり、自治体直営のとき以上にスタッフに苦労をかけているということでした。所長の説明の中では、その危険性がぶっ飛んでいます。例えば、民間企業が一部の業務を外部に委託する場合、慎重に慎重を期しあらゆるリスクを想定した上で進めるのが一般的です。そう考えると、あの説明で町民が納得するとは到底考えられません。お伝えしておきますが、私は調理業務を民間に委託することにも行政改革にも反対しているわけではありませんでしたが、この民間委託に関する所長の説明を聞いているうちに反対に変わりました。もう一度さまざまなリスクに対する対応、対策を練る必要があると考え、調理業務の民間委託に係る予算の部分が修正された議案第36号平成28年度いの町特別養護老人ホーム特別会計予算議定に関する議案に対する修正動議に賛成をいたします。 ○議長(井上敏雄君) ほかに討論はありませんか。      〔「討論なし」「討論あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) まず、原案に賛成者の発言を許します。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。9番、山崎きよ君。 ◆9番(山崎きよ君) 議案第36号の修正案に賛成の討論を行います。 今回調理業務を民間委託にする理由が多様な調理形態と早出、遅出などのシフト勤務形態のため、臨時的任用の調理員が定着しないということでした。しかし、民間委託をしても調理形態や勤務形態の大変さは変わることなく、反対に経費節減の結果としてそこで働く職員の労働条件が切り下げられ、ひいてはそれが食事の質にもかかわってきます。また、食材の地産地消や食の安心・安全が保たれるという保証もありません。民間委託をしなくても臨時的任用の職員の待遇の改善や求人の一層の努力によって安定した雇用が図れると考えられます。 特別養護老人ホームの調理業務は、介護の必要な高齢者の健康を保障する上で大切な役割を担っています。近年重度の入所者がふえるなど食事形態が多様になり、ますますきめ細かな対応が必要となっています。このことからも、公的なサービスとして続けることが必要と考え、賛成をいたします。 ○議長(井上敏雄君) ほかに討論はありませんか。      〔「討論なし」「討論あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) まず、原案に賛成者の発言を許します。17番、久武啓士君。 ◆17番(久武啓士君) 議案第36号平成28年度いの町特別養護老人ホーム特別会計予算議定に関する議案に賛成の立場から討論を行います。 修正議案出されている議員の質疑と合同審査をずっと聞いておりますと、民間に移ると臨時職員の待遇が悪くなる。非常に理解に苦しむ発言でございますけれども、施設長は現在いらっしゃる臨時職員については正規の雇用と、これはいわゆるスキルアップということになろうかと思いますけれども、非正規の雇用から正規の雇用に所長のほうは今後委託する業者とは話ししてスキルアップするんだということは、この日本国で今進めている雇用の安定ですよね。正規雇用が発生するわけでございますから、これは発議者の発言はいかがなものかなというふうに思います。 それと、まずいの行政改革大綱の中で、吾北荘、そして仁淀病院、これ民間移譲をやってきてますよね。きちっと成果を出してきているわけでございまして、唐突に今回民間移譲をするわけではございませんので、今回の案件には原案に賛成であります。 ○議長(井上敏雄君) ほかに討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) これで議案第36号及び修正案の討論を終わります。 これから議案第36号を採決します。 まず、本案に対する森幹夫君ほか1人から提出をされました修正案について起立によって採決します。 本修正案に賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(井上敏雄君) 起立少数です。したがって、修正案は否決されました。 次に、原案について起立によって採決します。 原案に賛成者の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(井上敏雄君) 起立多数です。したがって、議案第36号平成28年度いの町特別養護老人ホーム特別会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第37号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第37号の討論を終わります。 議案第37号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第37号平成28年度いの町下水道事業特別会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第38号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第38号の討論を終わります。 議案第38号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第38号平成28年度いの町農業集落排水事業特別会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決しました。 暫時休憩します。午後2時20分から再開します。      休憩 14時5分      開議 14時20分 ○議長(井上敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第39号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第39号の討論を終わります。 議案第39号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第39号平成28年度いの町簡易水道事業特別会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第40号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第40号の討論を終わります。 議案第40号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第40号平成28年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第41号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第41号の討論を終わります。 議案第41号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第41号平成28年度いの町水道事業会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第42号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第42号の討論を終わります。 議案第42号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第42号平成28年度いの町病院事業会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第43号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第43号の討論を終わります。 議案第43号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第43号道の駅「木の香」に係る指定管理者の指定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第44号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第44号の討論を終わります。 議案第44号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第44号仁淀川中央清掃事務組合の解散に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第45号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第45号の討論を終わります。 議案第45号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第45号仁淀川中央清掃事務組合の解散に伴う財産処分に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第46号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第46号の討論を終わります。 議案第46号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第46号高知県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び高知県市町村総合事務組合規約の変更に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第47号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第47号の討論を終わります。 議案第47号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第47号高知県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び高知県市町村総合事務組合規約の変更に伴う財産処分に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第48号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第48号の討論を終わります。 議案第48号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第48号町道の路線廃止に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第49号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第49号の討論を終わります。 議案第49号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第49号町道の路線認定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第50号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第50号の討論を終わります。 議案第50号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第50号いの町過疎地域自立促進計画の策定に関する議案は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第3、発議第4号いの町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例並びに日程第4、発議第5号いの町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例を一括議題とします。 それでは、本件について提案理由の説明、質疑を行います。 初めに、発議第4号について説明を求めます。3番、森幹夫君。      〔3番 森 幹夫君登壇〕 ◆3番(森幹夫君) それでは、発議第4号いの町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例。上記議案を会議規則第14条の規定により、別紙のとおり提出する。 提案理由といたしまして、今日の地域社会は激動する経済情勢の中で日々進展し変革しているから、議会も行政もこのことに対し的確に対処しなければならない。そのためには、議員がただ単に住民の声を代表し代弁するだけの役割に終始するだけでなく、一歩踏み出して常に住民の中に飛び込み対話を重ね、悩みと声を酌み取りながら議論を重ねて政策の向上を図るとともに、住民全体の福祉の増進と地域社会の活力ある発展を目指して住民とともにその実現に積極的に努力することが大切であります。 定数を大幅に削減すれば、町内の隅々まで目が届かず住民の要望や悩みに対応できず、地域社会の均衡ある発展や住民福祉の増進に支障を来すとの意見も周知しています。しかしながら、県内の人口類似市町村を見ましても、議員定数14人から16人であります。町内においても住民、区長、議員の3者が力を合わせて住民福祉の増進等々を図っていく体制づくりを整えれば、議員定数を削減しても何ら支障を来すことはないと考えます。そのためには、議員の資質を高め、住民から信頼される議会を実現しなければなりません。したがって、まず前回の住民からの直接請求に応え、議員定数を削減することが必要であります。 削減した後、議会活動を積極的に行い、住民の信頼を得ることにより議員報酬アップや政治活動費の実費支給を求めていくなど対策を図ることも必要であるとも考えます。そのために議員定数を20から16人に改正するいの町議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例議案を提出するものであります。議員各位のご理解をいただきご賛同くださいますようにお願いいたします。よろしくお願いします。 ○議長(井上敏雄君) 発議第4号の質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 質疑なしと認めます。これで発議第4号の質疑を終わります。      (3番森 幹夫君「どうもよろしくお願いします」の声) 次に、発議第5号について説明を求めます。2番、森田千鶴子君。      〔2番 森田千鶴子君登壇〕 ◆2番(森田千鶴子君) 発議第5号、現行20人の議員定数を18人に改正するいの町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例提案の理由を説明をいたします。 先ほど議員定数を16人にするという案が提案されましたけれども、25年3月議会ですね、そのとき私は議員定数等調査特別委員長として議員定数の調査の報告とか議会改革について25年3月に報告をいたしております。そのとき、いの町議会定数を22から16と定めるような直接請求を住民の方から5,630筆という署名も上がってきておったわけでございますけれども、その25年3月議会にいの町の議会のあるべき姿としては常任委員会は3常任委員会を必要として、本議会はずっといの町議会は合併前より、そして現在も常任委員会が3常任委員会が堅持されてきておって、その3常任委員会を堅持していくためにはそのときは20人が必要であるという意見のほうが勝って20名に決まったと思うわけでございますけれども、その現在の20名の定数で25年の改選時は20名の定数でしたけれども、その後2人の議員が一身上の都合により退職されました。それで、退職された後、現在18名でずっと今日まで議会活動並びに議員活動を行ってきましたけれども、その活動に支障を来しているとは思いません。また、住民の方からも議員が2人も少なくなって私たちの民意が町政に届きませんとの苦情をいただいたこともありません。 それで、直接請求のときは22人を6人減の16人に削減するという請求でありましたけれども、そのときは20人とこの議会で決まったわけでございますけれども、その定数を16人にという住民の、そういう住民請求ということはやはり重く受けとめ、できるだけ民意にも沿った方向で議員定数を決めていかなければならないということになり、ですから20人を2人削減して18名にするという形であれば民意の皆さんの要望に少しでも応えることができる、そして現在の議会の姿を堅持していくこともできると私は思って提案をいたしております。 地方自治の運営の主体は住民にほかならないと地方自治法第10条にうたわれています。それで、その直接請求を今でも民意と重く受けとめておりますけれども、私は2名削減して18名にして議員定数の適正化の観点から議会みずから20人を2人減して18人にすべきと考え、18を提案をいたしました。どうか議員の皆様におかれましては、ただいま述べました件にご賛同くださいますよう心よりお願いを申し上げて、提案の理由とさせていただきます。 ○議長(井上敏雄君) 発議第5号の質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 質疑なしと認めます。これで発議第5号の質疑を終わります。 ただいま一括議題としております発議第4号並びに発議第5号につきましては、いの町議会会議規則第39条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。ただいま一括議題としております発議第4号並びに発議第5号につきましては、委員会の付託を省略することに賛成の方は起立を願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(井上敏雄君) 起立多数です。したがって、発議第4号並びに発議第5号につきましては、委員会の付託を省略することは可決されました。委員会の付託を省略します。 引き続いて、討論を行います。 初めに、発議第4号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」「討論あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論がありますので、まず原案に反対者の発言を許します。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。 そしたら、原案に賛成者の発言を許します。4番、片岡聖盛君。 ◆4番(片岡聖盛君) 発議第4号現行20人の議員定数を16に改正するいの町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例に対する賛成討論を行います。 私は平成25年のいの町議会議員の選挙時において町区長会連合会の直接請求の趣旨を尊重し、現在20の定数を4減、すなわち16にすべきであるとの公約を掲げて選挙運動を行い、その結果住民の支持を得ることができ当選させていただき早くも3年目を迎えようとしています。 当選当時は20人の定数でありましたが、昨年4月までにそれぞれの事情により2人の議員が退職しました。そのため、常任委員会、特別委員会等で兼務しなければならない議員も出てまいりましたけれど、議会及び議員活動において支障があるとは感じません。住民の皆様から議員が少なくなったので我々の声や悩みが行政に届かないという話を伺ったことはありませんでした。それよりも多くの住民の皆様から直接請求の趣旨に賛同し、削減していても何ら議会運営に支障を来すことはなかったのではないかという厳しい意見をたびたび伺いました。 そのことから、直接請求時の議事録を読ませていただきますと、まず区長会連合会の活動趣旨としていの町191地区の代表者である区長は、住みよい地域づくりはみずから進めていくことを基本に地域の課題や行政の関心を高めそれぞれの地域の活性化を図るとともに、多くの住民の意見を行政や地域活動に反映させ、町発展のために努力し協力することを目的に活動しているとのこと。一つの例として、町道整備など地域の要望を出す場合、行政側から区長の署名を求められることがあり、地域住民の代表としての区長と行政のかかわりは深いこと。また、連合会役員にも地域の世話役として住民を代表しているとの意識も責任感もあるとお聞きしております。 一方、大幅な議員の削減は、住民の声が行政に届かなくなり民意が切り捨てられ、本川、吾北地域など中山間地域の過疎化や生活面など多くの重要な課題が置き去りにされるとの意見があっていますが、しかし時代は進み、今や区長会がその民意の声を行政に届けていること、また行政も身近な問題は区長との連携で克服をされていると思われます。 ここで議員本来の使命としての1点は、地方公共団体の具体的な政策を最終的に決定すること。もう一点は、議会が決定した政策を中心に行う執行機関の行財政運営や事務処理ないし事業の実施が全て適法、適正に、しかも公平、効率的に、そして民主的になされているかどうかを批判し監視すること。ただし、この批判と監視は非難でもなければ批評や論評でもなく、あくまで住民全体の立場に立ってなされる文字どおり正しい意味での批判であり、また住民の立場に立っての監視であるべきであるとうたわれております。 さらに、議員は一地区一住民の代表でなく、町全体の代表者であり、奉仕者であるということを再認識され、議会の存在意義、住民との信頼関係をどう構築すべきかなど本来の職責をいま一度再確認すべきであると思います。 そして、住民から民意が届かないという声が再三聞こえてくるとすれば、そこで各区長、議員、行政の新しい関係を構築し、民意に対応していくことにより議員を16にしても何ら差し支えなく、住民福祉の増進、町勢の発展を図っていくことができると思うものでございます。 また、私たちのように、現在子育て中の者については、より活発に議会活動や議員活動をすればするほど生活に負担がかかってきます。さきの民意に応え16人が可決されれば、その後住民の負託に応える努力を重ねた後、政務活動費や報酬問題も視野に入れ、若者や子育て世代とベテラン組みの議会構成を望むものでございます。そのためにも議員各位の皆様、20人を16人に削減する趣旨にご賛同いただきますようお願い申し上げまして、賛成討論といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(井上敏雄君) ほかに討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) これで発議第4号の討論を終わります。 次に、発議第5号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」「討論あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論がありますので、まず原案に反対者の発言を許します。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。1番、高橋幸十郎君。 ◆1番(高橋幸十郎君) 発議第5号いの町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例。いの町議会の議員定数を18名とすることについて、賛成の立場から討論をさせていただきます。 いの町議会議員の定数につきましては、25年3月議会においても議論され、18名にすることについて賛成の立場での討論をさせていただきました。現在もその立場に変わるところはありませんので、討論をさせていただきます。 合併以来いの町の人口は減少の途をたどり、高齢化率は上昇を続けております。人口は平成25年3月末、2万5,400人、高齢化率は35.4%、これから本年2月末で人口2万4,039名、高齢化率35.42%となっています。これらの方々は文字どおり470.71平方キロの町全域に点在して生活をしております。現在の人口の減少傾向は居住エリアの縮小ではなく、人口の過疎化であり、高齢化率の上昇は活力の低下となっております。人と人とのつながりは遠くなり、人から人を通じての情報の伝達、収集は次第に困難になってきております。政治環境は衰退の途をたどりますます悪化し、政治の手厚いかかわりがますます重要に求められております。 他の行政区の議員数との比較や人口によって議員数を決定することに私は賛同するものではありません。それぞれの地域の事情、情勢によって決めることが本当のあり方だと思っております。 本年度の当初予算一般会計で142億3,300万円、特別会計その他の純合計額239億500万円、町民税24億4,100万円の含まれた町民の生活に最も大切なお金の使い方に、いの町民の民意をより多く反映させるのが議員の役割であることはご承知のとおりであります。そのためには、一定の議員数が必要でなければなりません。現在2名の議員が欠員となっておりますが、円滑な議会運営ができておりますのは、それぞれの議員各位のなお一層のご努力を重ねられてきた賜物であると考えております。この点からも、そして私が議員という職に携わらせていただいて現在のいの町の状況を考えた点からも、議員数18名がいの町にとって必要最小限の数であると考えます。 ここに改めて自身の責務の重さを痛感するものでありますが、以上のことからいの町における議員定数は18名が妥当であるとするのが私の考えであります。所感を交えて議員定数を18名にすることに賛成の立場から討論をさせていただきました。よろしくお願いをいたします。 ○議長(井上敏雄君) ほかに討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) これで発議第5号の討論を終わります。 発議第4号を採決します。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(井上敏雄君) 起立少数です。したがって、発議第4号いの町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例は、否決されました。 次に、発議第5号を採決します。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(井上敏雄君) 起立少数です。したがって、発議第5号いの町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例は、否決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第5、発議第6号いの町議会基本条例を議題とします。 なお、補足説明いたしますと、本発議議案は所定の要件を調えて昨日議長に提出されたものでございます。 本件について提案理由の説明を求めます。7番、池沢紀子君。      〔7番 池沢紀子君登壇〕 ◆7番(池沢紀子君) いの町議会基本条例。上記の議案を、別紙のとおりいの町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により、提出をいたします。 提案理由について説明をいたします。 地方分権と地方自治の時代における地方議会は、その持てる機能を十分に駆使して町の抱える諸課題に対しより的確に対応することが必要となってきており、その役割はますます重要となってきています。議会をどういう議会にしていくか、どういう議員であるべきかを決めていかなければ町民の負託、信託に応えていくことはできないと考えます。そのことを明文化しまとめたものがこの議会基本条例です。 この発議第6号いの町議会基本条例について趣旨説明を補足で行わさせていただきます。 ここで議案提出に至るまでの経緯を申し上げます。 平成25年6月定例会で議会改革特別委員会が設置をされ、27回にわたる検討が行われ、平成27年、昨年ですが、12月定例会で議会改革特別委員会中間報告2が行われました。その内容は要約すると、議会基本条例を策定すべきという考え方と、現行の会議規則の改正等で対応できるという慎重論の2つの意見についての報告であったと考えます。私たち提出者、賛成者は議会基本条例を策定するべきという考えのもと、今回の提出に至っております。 提出議案はお手元にありますが、その概要について申し述べます。 本条例は、前文、本文17条及び附則で構成されております。第1条の目的を初めとして、第2条では、議会の活動原則を、第3条では、議員の活動原則を規定しています。第4条では、町民参加及び町民との連携を定めています。特に第2項では、全ての会議を原則公開とし、第7項では、年1回以上の議会報告会開催を定めています。 次に、第5条では、議会及び議員と町長等との関係を規定し、第2項では、町長等に反問権を認めています。 次に、第9条では、自由討議による合意形成を規定し、議員相互の自由討議により議論を尽くして合意形成に努めることを定めています。 次に、第13条では、議員定数及び議員報酬について規定しており、町民の意見を尊重しながら町政の現状及び課題並びに将来の予測及び展望を十分考慮したものであることを定めています。 次に、第14条で、議員の政治倫理を定めています。 次に、第15条では、本条例に対する議会の最高規範的位置づけを規定しており、附則では、平成28年4月1日の施行を規定しています。 以上が提出議案の概要です。 議員の皆様におかれましては、議会基本条例の制定にご賛同賜りますようお願いを申し上げます。そして、今後の議会がこの新しい条例のもと、より開かれた議会、行政となり、町民の負託、信頼に応える議会となることを期待し、提案説明とさせていただきます。 先ほども申しましたように、条例案についてはお手元に配付のとおりですので、どうかよろしくお願いをいたします。 ○議長(井上敏雄君) これで提案理由の説明を終わります。 これから発議第6号の提案者に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 質疑なしと認めます。これで発議第6号の質疑を終わります。 お諮りします。発議第6号は、会議規則第39条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。 この採決は起立によって行います。 それでは、本件について委員会付託を省略することに賛成の方は起立を願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(井上敏雄君) 起立多数です。したがって、発議第6号は、委員会の付託を省略することは可決されました。委員会の付託を省略します。 引き続いて、討論を行います。 発議第6号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」「討論あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) まず、原案に反対者の発言を許します。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。10番、山岡勉君。 ◆10番(山岡勉君) ただいま提案されておりますいの町議会基本条例案につきまして、賛成の立場で討論を行います。 提案条例前文にありますように、議会は地方分権時代を迎えて地方自治体の自主的な決定と責任の範囲が拡大した今日、議会としてその持てる機能を十分に駆使して町の抱える諸課題に対しより的確に対応することが必要となってきており、その役割はますます重要となっております。 地域民主主義の根幹は、多様な討議を重視し、議決機関としての議会と執行機関の首長が切磋琢磨し、ともに地域の発展を目指していかなければなりません。今大切なことは、議会みずからが住民に開かれた透明性や住民参加を促進しながら有する監視機能と政策立案においてその役割を存分に発揮しつつ、議決機関としての責務を果たしていくことであります。言うまでもなく、議会は住民の代表機関であるが、ややもすれば独善的に陥りやすい面を排除するためにも議会報告会などを通して多様な住民の声を酌み上げ議員間討議を行い、これらを整理し、行政に反映されるよう努めることこそ、前段触れましたように、地域民主主義の根幹であり、これらのことを担保することからも議会基本条例の制定、すなわちルールづくりが必要と結んで、賛成討論といたします。ご賛同をよろしくお願いをいたします。 ○議長(井上敏雄君) ほかに討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) これで発議第6号の討論を終わります。 これから発議第6号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議がありますので、起立によって採決します。 本案に賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(井上敏雄君) 起立少数です。したがって、発議第6号いの町議会基本条例は、否決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第6、発議第1号を議題とします。 お諮りします。発議第1号については、提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、発議第1号は、提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから発議第1号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、発議第1号軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、及びその危険性や予後の相談可能な窓口などの設置を求める意見書は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第7、発議第2号知的障害者が安心して暮らせる入所施設の新設を求める意見書を議題とします。 なお、補足説明いたしますと、本発議議案は所定の要件を調えて昨日議長に提出されたものでございます。 本件について提案理由の説明を求めます。9番、山崎きよ君。      〔9番 山崎きよ君登壇〕 ◆9番(山崎きよ君) 提案の理由を説明いたします。 知的障害者が安心して暮らし続けるためには、一人一人の障害に応じた必要な支援が受けられる体制が必要です。そのためには、入所施設の新設や充実、職員が安定した雇用が求められます。 また、知的障害のある子どもの親は、我が子が生涯安心して暮らし続けられる場所ができることを痛切に望んでいます。よって、国に対して障害者権利条約で保障されている障害者の人権や安心・安全な生活が守られるような制度をつくることを求めて意見書を提出いたします。 以上です。 ○議長(井上敏雄君) これで提案理由の説明を終わります。 これから発議第2号の提出者に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 質疑なしと認めます。これで発議第2号の質疑を終わります。 発議第2号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで発議第2号の討論を終わります。 これから発議第2号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議がありますので、起立によって採決します。 念のため申し上げます。この採決は本案に賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますので、ご了承願います。 本案に賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(井上敏雄君) 起立多数です。したがって、発議第2号知的障害者が安心して暮らせる入所施設の新設を求める意見書は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第8、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。議員派遣の件については、会議規則第128条第1項の規定によって、お手元に配付のとおり、議員を派遣したいと思います。これに異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については、お手元に配付のとおり、議員を派遣することに決定しました。 お諮りします。ただいまの議員派遣の件に関し変更がありました場合の措置については、議長に一任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、ただいまの議員派遣の件に関し変更がありました場合の措置については、議長に一任することに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第9、各常任委員会、各特別委員会の閉会中審査、事務調査の件並びに議会運営委員会の次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項の件を議題とします。 お諮りします。各常任委員会は閉会中もそれぞれの所管部門の事務調査を、各特別委員会は閉会中もそれぞれの審査、事務調査を、議会運営委員会は閉会中も次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について審査を行うことにしたいと思います。これにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、各常任委員会は閉会中もそれぞれの所管部門についての事務調査を、水資源対策特別委員会高知西バイパス整備促進対策特別委員会仁淀病院運営特別委員会議会広報特別委員会議会改革特別委員会移住推進特別委員会は閉会中もそれぞれの審査、事務調査を、議会運営委員会は閉会中も次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について審査を行うことに決定しました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 町長よりご挨拶を受けます。塩田町長。      〔町長 塩田 始君登壇〕 ◎町長(塩田始君) 平成28年第1回定例会を閉会するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 去る3月7日に開会されました今定例会は、いの町税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認に関する議案など50議案の重要案件につきまして、開会以来慎重にご審議を賜り、いずれも原案のとおりご決定をいただき本日閉会となりましたことに、改めまして感謝申し上げます。 今議会では、一般質問にも12名の議員が登壇し、地方創生加速化交付金事業、中山間地域の振興対策、教育行政や地域で抱える諸問題などについて幅広くご意見を賜りました。 議員の皆様から賜りました町政に対しますご意見、ご提言等につきましては、十分これを尊重し、今後の町政の運営に生かしてまいる所存でございます。 また、議員の皆様には町政に対しなお一層のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして閉会のご挨拶といたします。どうもありがとうございました。
    ○議長(井上敏雄君) 平成28年第1回定例会の閉会に当たり、大変高いところから恐縮でございますが、一言閉会のご挨拶を申し上げます。 本定例会は、3月7日開会、本日18日閉会の運びとなりました。提案されました議案第1号から議案第50号につきましては、町長のご挨拶のとおりでございます。一般質問につきましては、12人の議員が登壇され、それぞれの立場で大所高所から町勢発展、住民福祉の増進のためにそれぞれ提言をされました。 執行部の皆様におかれましては、取り急ぎできるもの、あるいは期間を要するもの、それぞれに分類をされまして町民福祉の増進のために速やかに執行されますように求めておきたいと思います。 さて、先ほどは議会改革の一環としていの町議会議員の定数を定める条例の2議案が提案をされました。20人を16人に、そして20人を18人に、いずれも賛成少数で否決をされました。そしてまた、議会活動のあるべき姿を文書で示し、そして活発に活動するということにおきましての議会基本条例も提案をされましたけれども、いずれも否決をされました。議会議員それぞれにおきまして、今後におきましても町民の負託に応え、町勢発展、住民福祉の向上のためにはそれぞれにお考えをいただきまして議員活動を行っていただきたいと思うところでございます。 結びに当たり、議員各位、そして執行部各位の皆様方の今後ますますのご活躍と、そしてご健勝、ご多幸をご祈念を申し上げまして閉会のご挨拶といたします。本当にお疲れでございました。 閉会いたします。 会議を閉じます。 平成28年第1回いの町議会定例会を閉会します。      閉会 15時16分 上記会議の顛末を記載してその相違ないことを証するためにここに署名する。        議  長        署名議員        署名議員...